
今を、今だけを感じる‥
工:へぇ〜、そぉ〜スか。
"今"って約七秒間の事を言うらしい。
だから七秒前は、もう"今"と呼べない"過去"になってしまい、今この瞬間もどんどんと過去が量産されてゆく。
その瞬間のパッションを信じる。
その瞬間の自分を信じる。
工:マジで?俺には出来ないわ。
だってその"瞬間"の連続が人生だから。
瞬間の自分を信じた失敗は数知れず。
決して無駄では無かったけどね。
緊張で張り裂けそうだった沢山の瞬間も、今振り替えると色褪せ、懐かしい過去の記憶に変わっている。
あんな事もあったな〜と。
だから先回りして考えてしまえば、だいぶ楽になる。
この"今と言う瞬間"も間もなく過去へと顔を変える。
"勝負の時"、わたくしはそんな風に"今"を先回りして余計なモノをケバブ職人の様に剥いでいたりします。
そのせいで冷めてるとも思われる事もしばしば。
『永遠の記憶(瞬間)』を残したい。
これがわたしの本望です、はい。
X:おい工、カッコ付けんな!
工:うっさいわ!"願う"のはタダなんじゃ!
家族や恋人や仲間との想い出の瞬間、サッカーの試合で得点した喜びの瞬間、告白して振られちまった哀しみの瞬間‥
断片的でも内側に確り残ってるモノ。
表現者として、そんなモノを与えられる作品‥いや、一瞬だけでも良い、そんな確りとした瞬間の記憶を与え続けて創業○○年の老舗と名乗りたいでございます。
記憶なんて曖昧で、皆自分に都合の良い過去にデフォルメしたりしている。
でも瞬間は瞬間としていつまでもそのまま残っている。
だったらその"瞬間"を作りたい。
だったらその"瞬間"を残したい。
永遠の記憶として。



