2006年12月19日

【 永遠の記憶 】

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今を、今だけを感じる‥


工:へぇ〜、そぉ〜スか。

"今"って約七秒間の事を言うらしい。
だから七秒前は、もう"今"と呼べない"過去"になってしまい、今この瞬間もどんどんと過去が量産されてゆく。


その瞬間のパッションを信じる。

その瞬間の自分を信じる。


工:マジで?俺には出来ないわ。

だってその"瞬間"の連続が人生だから。
瞬間の自分を信じた失敗は数知れず。
決して無駄では無かったけどね。

緊張で張り裂けそうだった沢山の瞬間も、今振り替えると色褪せ、懐かしい過去の記憶に変わっている。
あんな事もあったな〜と。

だから先回りして考えてしまえば、だいぶ楽になる。
この"今と言う瞬間"も間もなく過去へと顔を変える。

"勝負の時"、わたくしはそんな風に"今"を先回りして余計なモノをケバブ職人の様に剥いでいたりします。
そのせいで冷めてるとも思われる事もしばしば。


『永遠の記憶(瞬間)』を残したい。

これがわたしの本望です、はい。

X:おい工、カッコ付けんな!
工:うっさいわ!"願う"のはタダなんじゃ!

家族や恋人や仲間との想い出の瞬間、サッカーの試合で得点した喜びの瞬間、告白して振られちまった哀しみの瞬間‥
断片的でも内側に確り残ってるモノ。
表現者として、そんなモノを与えられる作品‥いや、一瞬だけでも良い、そんな確りとした瞬間の記憶を与え続けて創業○○年の老舗と名乗りたいでございます。

記憶なんて曖昧で、皆自分に都合の良い過去にデフォルメしたりしている。
でも瞬間は瞬間としていつまでもそのまま残っている。


だったらその"瞬間"を作りたい。

だったらその"瞬間"を残したい。

永遠の記憶として。
posted by TAKUMIX at 00:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

【 冬花火 】

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ステージに立つ。
それは容易な事じゃねんだ。
人前で表現する。
それは容易な事じゃねぇんだ。
でもね、そいつを選んだんだ。
後には退けねぇ、行くしかねぇんだ‥

毎回そんな心境で舞台の袖から中2の時の初告白バリにドキドキしながら出番を待ってる自分がいる。

先日終えた、松坂にも負けない豪速球の様な舞台でもそうだった。

段々慣れる?
慣れねぇよ。

だって舞台は誤魔化せないのだよ。
自分をさらけだすしかないのだよ。

よってわたくしにとって"稽古"とは、恥を事前に沢山かいといて免疫つけといて、後々を楽にする、すなわち"己に対し恥ずかしむ感情の予行練習"の事を示す。


そんなこんなで最高で最強の舞台が幕を閉じて早一週間。
くそ寒い中、某新宿御苑前から徒歩約3分の劇場に来て下さり、ありがとうございました。

えっ、感想?
感想なんて無ぇよ、冬。
今の自分が出来る事出しきったから。
あしたのジョーバリに灰になった状態なの今。
ほっといてちょうだい。
とにかくスタッフさん、共演者さん関わった方全員にアリガトウと言いたい‥いや、言葉なんかじゃなくムギュ〜って抱きしめたい。
ってか実際抱きしめた。

といってもステージ上と客席が一体にならねば成立しません。
舞台公演を成立させてくれたのは観劇してくれる人です。
そぉなんです。
お陰様で成立しました。
そぉなんです。
来れなくともパワーを送って下さった方、郵便屋さんがちゃんと楽屋まで届けて(着払い)くれました。


↓仕事を終えた時に必ず我思う↓
この作品に携わった事が、マスターベーションじゃなく、少しでも誰かの中に蓄積されるモノであるかないか。
少しでも誰かの変化をもたらすモノであるかないか。
その"少し"に我々は本気で取り組んでます。
その"少し"があれば我々は救われ、報われます。


p.s.
【MEN&MAN〜男たちのバラード〜】に関わった全ての方に感謝しますm(__)m
皆さんと共に作品を造れた事、誇りに思ってます。
いつかまた、同じメンバーでデッかい花火上げたいです。

ありがとう。
posted by TAKUMIX at 03:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

【 藤竜也 】

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こんな素敵な人と同じ国に生まれ、こんなイカした人と同じ職業。

それだけで自然と背筋がシャンと伸びる。

藤さんはすんげぇ自然なのにすんげぇストイックな方。
そして何より暖かく、愛に満ち溢れた人。

撮影に入る何週間も前に、監督やスタッフよりも早く自分の足で撮影現場付近で生活を始め、地元の方々と触れ合っている。
それも当たり前の事の様に。

どんな監督も、ロケ先にドロドロになりながら地元の農家の方々と一緒に畑仕事をしてたりしてる"先住民族藤竜也"にびっくりするとの事。

映画『海猿』の時に自分もその姿を見た。

我らが撮影に耐える為海保(広島の呉)のプールでもがいてる最中、オフのはずの藤さんはプールサイドで僕ら14人の顔を名前と役名を一致させる作業をしていた。

その日を境に僕らを必ず役名で呼んでくれた。
一緒にジムにも通った。

だもんだから我らも自然に劇中の最高で最強の教官と藤さんを重ねて見れた。

もちろん広島の呉での生活は誰より早くしていて、我らの宿泊施設のまわりには何件も藤さんの行き着けの店があり、我々まで優遇して貰えた。

藤さんの役作りの伝説はまだまだ沢山あるけれど、とりあえずこんなカッチョイイ先輩がいるのだから、こんなカッチョイイ目標がいるのだから、今日の努力を苦労と思わずに済むわたくしでした。


人の心に響かせるモノを自然に放ってる人は、もうカッコいいってか美しいね。

こんな美しい表現者‥もとい、こんな美しい人間にわたしはなりたい。
posted by TAKUMIX at 00:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする